MacBook Airでテレワーク!
新型コロナ対策の緊急事態宣言を受けて、在宅勤務されている方も多いかと思います。
私も、2020年4月7日に緊急事態宣言が発出された後、4月10日から在宅勤務になりました。とは言いながら、IT関連の仕事やってるので、もともとテレワークできる環境はありました。しかし、在宅勤務に伴う情報セキュリティ関連のいろいろな申請とかに時間がかかってしまい、すぐに在宅ではできなかったんですけどね。
そんなわけで、もう1年以上前になるんですけど、先々代のMacBook Airを購入した時に、私物のMacを「BYOD」申請してそこから会社のネットワークにつないでテレワークできるようにしていたので、その時のことを書いてみたいと思います。
2018年の秋頃ですかね。会社のプロジェクトの仕事で、客先に出向いてプレゼンしたり、ということが多かったので、客先に持って行く用モバイルPCを調達できないか検討していました。ところが社内調達の標準モバイルPCは、納品までのリードタイムが2ヶ月以上……。
そら、いくらなんでも遅すぎるで。梅田のヨドバシ行ったらすぐ買えんのに。
その頃、ちょうど全面刷新されたMacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)を購入してたので、しゃあなく自前の私物Macを「BYOD」申請して、それを業務で使えるようにした、という次第です。
※BYOD:Bring your own device、私有IT機器の業務利用のこと
MacBook Airは持ち運びに最適
で、MacBook Air。薄く、軽い、というイメージがありますが、重量は1.25Kgあります。最近のWindowsのモバイルPCなんかは1kg切ってるものもあるので、それと比べるとやはり重いのですが、アルミ削り出し筐体は質感も堅牢性も高い。MacBookの中では、最軽量です。
さて、MacBookを持ち出して仕事で使うためには、いろいろ準備がいります。
まずは通信環境
外出先でインターネットに接続するためにはモバイルデータ通信ができる環境が必要です。MacBookはiPadとかiPhoneみたいにSIMカードを挿して自前で通信できないので、モバイルWi-Fiルータかテザリングかを利用することになります。
私は会社からiPhone 8を支給されていたため、こいつの「インターネット共有(テザリング)」を使うことにしました。
MacBookからはインターネット共有をオンにしたiPhoneに普通にWi-Fiで接続するか、Lightningケーブルを使って直接MacBookに接続します。後者の方が、iPhoneへの給電もしながらネットワークが使えるので、便利かと思います。
MacBook Airの接続端子はUSB-Cが2つだけ
しかし、MacBook Airに接続するには注意事項が。こいつの外部接続端子はUSB-Cが2つだけ。一方、iPhone 8に付属するLightningケーブルは普通のUSB端子(Type-A)との接続。端子の形状が合いません。
まあMacBook Airを買う前からこのことはわかっていたので、私は本体と一緒にAppleの「USB-C - USBアダプタ」も購入しました。この変換アダプタだけで¥1,800(税別)なので結構なお値段かと思いましたが、持っている周辺機器のUSB端子は全部Type-Aだったので、これがないと何もつなげない。とりあえず購入。
つないでみると、こんな感じです。
USB-Cにつなぐハブも用意しよう。
ただ、MacBook Air本体のUSB-C端子のもう一つは電源アダプタが挿さるため、これで外部接続端子が2つとも埋まってしまいます。資料をUSBメモリに保存していたりすると、これだけではUSB端子が足りません。また、客先でプレゼンするときに、プロジェクターとか大型ディスプレイとかに接続する必要もあります。つーことは、「USB-C - USBアダプタ」だけでは用を足せないっていうこと?
そこで、USB-CにつなぐUSBハブと、ディスプレイに接続するための端子も必要となってきます。私が購入したのは、「USB Type-Cハブ(MacBook対応・PD対応・HDMI・シルバー)」。
ハブが増えた分、ややごちゃっとしました。
持ち歩くには、ケースも必要
あとは、モバイルでテレワークするには、MacBook本体以外にも結構いろいろ周辺機器を持ち歩かないといけないので、それらをまとめて収納できるバッグがあれば便利ですね。上記のUSB Type-Cハブと一緒に、サンワサプライのインナーケースを買いました。
電源アダプタやUSB-Cアダプタ、iPhoneと接続するLightningケーブルケーブルなど、小物収納ポケットが3つあるので、それぞれ分けてしまえるので便利です。
必要な周辺機器がバッグひとつにまとまります。
これで必要な機材はそろった、あとは?
しかし、実際にMacBookを業務で使おうと思うと、これだけでは足りません。なぜかというと、会社で仕事に使っているPCは、ほとんどがWindows!
仕事で使うためには、MacでWindowsを使えるようにしとかんとあかんかったりします。
MacでWindowsを使うには、だいたい次の2つの方法があります。
1. Boot Camp
Boot Campとは、Mac付属のユーティリティで、MacにWindowsをインストールしてOSを切り替えて使うことができます。MacもCPUはIntel製なので、普通のWindowsと同様に使えるのがポイント。
2. 仮想環境
Mac上に仮想環境を構築して、そこにWindowsをインストールする方法です。仮想環境を構築するには、ParallesとかVirtualBoxなどのソフトが別途必要。
私は、結局VirtualBoxで仮想環境を作って、そこでWindowsを動作させる方法を取りました。
これについては、また次の記事でご紹介したいと思います。