在宅勤務が始まって、はや3ヶ月。京都から大阪まで通勤していた者にとっては、行き帰りの通勤時間がなくなって、ありがたいことこの上ない。しかし6月末になって、7月以降も可能な限り在宅勤務継続との通達がありました。ここまでくると、さすがに職場の同僚とのコミュニケーション不足は気になるところではあります。
ビデオ会議いろいろ
私はIT関連の仕事柄、客先常駐で業務をしていることが多いのですが、IT関連と言ってもパソコンに向かっての仕事だけではありません。現場にいてると、もちろんプログラマ的なこともやりますが、大半の業務は、コンサルタントとかプロジェクトマネジメントとかがごちゃ混ぜになったような仕事をやってます。まあ要するに、お客様やプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取らないと何もできないような職種だ、ということ。
まあ幸いというか、ここ数年でビデオ会議システムもいろいろ出てきて、以前と比べると特別なものでもなんでもなく、だいぶ簡単に使えるようになってきているな、と感じています。少し前ならWebexだったかと思いますが、最近の主流はみなさんお馴染みのZoomですね。あとはGoogle Meet、Microsoft Teams、このあたりが三代巨頭か。
これだけいろいろあると、どのビデオ会議がいいのか、という話になるかと思いますが、基本的に業務で使う分には、基本的には各会社で採用しているものを使うことになろうかと思います。情シスの人間でもない限り、一般社員は自社で使うビデオ会議システムを選ぶことはできないわけで。
一番メジャーなのはZoomですが、会社のメールとカレンダーにGmailとGoogleカレンダーを使っているところは、やはりMeetとの相性がいいです。打ち合わせの予定を調整するのに、Googleカレンダーを見て関係者と会議室との空き時間を探して登録しますが、その時にMeetを追加しておけば、招待者はみんなその予定からすぐ会議に参加できます。最近では、GmailからもすぐMeetで会話できるような機能も追加されました。
こんなん。
一方、Microsoft製品と親和性が高いのがTeams。特にOffice文書の共有が便利。メールがOutlookで、普段からWordやExcelでドキュメント作成しているところでは、使い勝手がよいです。印象としてはファイルの共有というところに強く、どちらかといえばテレビ会議はおまけのイメージ。
ビデオ会議にはヘッドセットが必須!
ところで、ビデオ会議となると、ヘッドセットがあったほうがいいですね。パソコンに内蔵のマイクとスピーカよりは、ヘッドホン付きマイクのほうが相手の音もクリアに聞こえますし、こちらからの音声も聞き取りやすく送ることも可能。特に在宅勤務では、周りに家族もいるわけで、重要な会議内容などはあまり外部に漏れないようにしといたほうがいいことも。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、全小中高校に休校要請が出され、企業も在宅勤務を検討し始めた3月には、既にこの手のヘッドセットやテレワークグッズは品薄となっておりました。が、私は以前、家電量販店(ジョーシン)で安売りしていた時に、片耳型のヘッドセットを購入していました。安いからと買ったものの、その後ほどんど使うことはなかったのですが、今こそ、使う時がやってきた!!!
実際、耳につけて使ってみた評価はどうか。
⭕️
・PC(MacBook Air)本体のスピーカで聞くよりも、まわりがざわついてたときは多少聞こえはいいかも。
・USB接続のため、ちょい古めの、マイク端子とヘッドホン端子とが別々のPCでも使える。在宅勤務用に持って帰ってる「Let's note SX3」でもOK!
❌
・でも、音質はあまりよくない。
・マイクの感度が悪い。というか、実は短くて口まで届かない。
・イヤーフックがうまく耳に引っかからない。しばらくつけていると、耳が痛くなる。
・しかも、そのうちフックが折れる。
・まあ、フックなくても耳にはめて使うことはできるけど……。
そのうち、顔出し対策も必要か?
今のところ、今までの仕事の継続なので、ビデオ会議に出席しているメンバーは、まあ知った顔ばっかりなんですが、そのうち、在宅勤務も長くなると、プロジェクトに新しいメンバーも増えてくるやろなぁ。そんなとき、全く顔を合わさずに打ち合わせするのも、相手の表情が見えない分、考えが読めないこともある。やっぱし、顔出して相手の表情伺いながら、というのもそのうち必要になってくる気がするね。